丹沢三ノ塔〜大倉

  • 2012.05.26 Saturday
  • 23:58
塔ノ岳を日帰りしようと計画した。
前回は山頂の尊仏山荘泊だったのでトレーニングも兼ねたリベンジ登山のはずだった…が、しかし。

表尾根から登り、塔ノ岳を踏み、大倉尾根で下山…というのが当初の山行計画だったのだけど、山友サチヨちゃんが病み上がりだったため無理しないコースにしようということになり、三ノ塔までに予定を変更。しかし無理しないコースって何だ?結局、脚が筋肉痛でロボコンみたいな歩き方になってる(なう)。丹沢で「無理をしない」なんてド素人には所詮無理な話ってわけですよ。

でもコースを短くしたおかげで温泉にも寄れたし、下山ビールも出来たのでした。


7:40秦野着。先にバスに並んでいてくれたサチヨちゃんと合流。バス停近くの公衆トイレは、12月に来た時よりきれいになってたけど気のせいか。バスは混雑のため臨時便が出ていて、8:05発ヤビツ峠直行便に乗れて座れた。8:30ごろに峠に到着。準備運動や蛭避け対策をして(私たち以外にしている人見かけなかったけど…)、8:50ごろに歩き始め。一旦富士見小屋を越えて、護摩屋敷の水を汲み、再び富士見小屋前から登山道へ向かう。登山道入り口は9:40くらい。団体さんも多い。

  ▲男女混合のパーティは「勝ち組」と呼ばれる(私に)
   あんまり甘酸っぱい場合は「ハチクロ」と呼ばれる(サチヨちゃんに)

一度通ったことのある道なのにほとんど覚えていないくらい。急登だったのは覚えてるけど、こんな道だったっけ…?わりと自然のままの感じの登山道を着々と登っていく。いつものとおりペースは抑え気味。息も上がらない程度で快適な山登り。

ひとりだとつい負けん気で登っちゃってペースが上がっちゃうんだけど、サチヨちゃんがマイペースで行ってくれるのでペースを保つことが出来る。早く歩けるようにもなりたいので、ひとりのときにトレーニングをしようと思う。

覚えていないとはいえ、一度登った道はどのくらいでポイントに付くか大体見当が付くので今回はそれが楽だった。登山口から三ノ塔までの急登がなかなかきついので「にの…にの…二ノ塔はどこ…?」とうわごとのようにつぶやきながら登ることになる。前回はちょっとしたベンチのところを「あれが二ノ塔かもしれぬ!!」と意気込んで結果余計にくたびれると言うのを数回やってしまったが、さすがに今回はそのあたりはスルー出来た!ぼくせいちょうしたよ!


森の中の急登を抜けると、ぱーんと背中側が開ける。そこで対面するのは2週間前に私のレインウェアバージンを奪った(自重)大山。一度登ると愛着がわくのか、その雄大な姿が見えるたびにテンションが上がっていた。というわけで大山ギャラリー。


どんだけ虜なんだよってなくらいに写真とりまくり。


大山に満足して前を向けば、急登。しっかしなかなか手ごたえのあるおやまだことよ…。

  ▲この坂を越えたら、三ノ塔が見える。


前回の登山では表尾根にこてんぱんにやられたはずなのに、その後サチヨちゃんと会うたびに「塔ノ岳たのしかったね、また行きたいね」と言う話をしており、どんだけわれわれMなんだって笑ってたんだけど、そのくらい私たちにはインパクトのある山行だった。だって行者岳すぎたあたりから寒くてつらくて「なんで山なんか登ってるんだろう…」と何度も思った。山頂の尊仏山荘が認識できて「よし!」とココロのパワーチャージできるまではなかなか気持ち的につらかった。(筋肉的にもだけど…。)

それなのにまた登ってる。どんだけすきもんなんだ。山屋さんはドMがおおいですか?

そんなこんなで二ノ塔到着(10:54)。スタートから1時間10分。

  ▲ 本日の目的地・三ノ塔も見える。

  ▲ カメラをお願いしたおじさんが汗だくで気になる。

今日は時間があるので休憩もゆっくり。小腹が空いたので、ちょっとお腹に物を入れる。
腰掛けたら少し疲れも取れる。よっしゃ、あともうちょっと、いきますか。二ノ塔までくればあともう少し。

  ▲ 三ノ塔、大きいな。平たい山頂が個性的。大山からも見えました。


あれ?ここってこんなに下ってこんなに登るんでしたっけ…?

  ▲ なんすかこの階段

  ▲ サチヨ嬢のバックには二ノ塔、そのまたうしろに大山。


つい前回と比べてしまうけど、今回は新緑の季節で景色がとてもよかった。展望は前回のほうがあったけど、冬枯れの山はどうしても寂しい。白茶けた景色のイメージしか持ってなかったけど、今回はどこも若々しい緑があふれていて、これがとても気持ちよい。

ちょっと登ってわりとあっという間に三ノ塔。(1,206m)(11:28)スタートから2時間50分。

  ▲ 真ん中奥のピークが塔ノ岳山頂。うっすら尊仏山荘も見える。
    そこから手前に延びている尾根が「表尾根」と呼ばれるドS番長である。


  ▲ 塔ノ岳をバックに記念撮影。


  ▲ その2。今回おばかポーズはなし。

本日のいでたちは、バーグハウスのソフトシェル(新調!)、ラップキュロットはMUJI(撥水加工。昨年のもので今年は発売されてない模様。うーん、リピりたかった)、CX-Wのタイツにスマートウールのソックス。インナーには吸湿速乾性&消臭機能&UVのアンダーシャツにモンベルの山T。山頂はシェル着てちょうど良いくらいの気候。登ってる時は脱いでいました。(二ノ塔写真参照)

さてさて。お待ちかねのお昼。本日はたくあん・しらす・ごま・大葉のまぜごはんのおにぎりと、ハーブ入りウィンナー、ゆで卵。それと今回初めて使うジェットボイルを持ってきた。カップヌードルも持ってたけどごはんは充分にあるのでこれでお茶だけ。300ccくらいのお湯はあっという間に沸いてしまった!感動!ジェットボイルまた持ってく!!(私信:ありがとう!大事にします!!)


  ▲ 麺は小さいカップめんくらいでちょうどいいので次回是非。


お腹も満たし、充分に山頂を楽しんだら、少し雲も出てきたので早めに下山。三ノ塔尾根を行く。山頂の休憩小屋の向こうに下りると表尾根に行ってしまうので、いったん二ノ塔方面に下るとすぐに戸川方面の看板が見つかる。大倉まで4kmだと…?ヤビツのほうが近いじゃないか。

道は思いのほか荒れ気味。整備されてないわけじゃないけど、そんなに手入れされている感じでもない。ところどころ階段が壊れていてルートを見失いそうになる。しっかり道を見ていけば迷うこともないと思うけど。思っていたより人もいたし。


  ▲ で、わりと急。ひざが高笑い。

しかし大倉って遠いな!大倉尾根を歩く機会は今回もなかったけど、長いと聞く。大倉という場所は山の中からとても遠い場所だ。蛇足だが、大倉と言えばジャニヲタのわれわれにとっては関ジャニの大倉でしかないので、「大倉遠いよ!大倉!」「たつよしー!」などと無意味に叫びながら下りた。(すみません。)

ところで、われわれのバイブル『山登りはじめました』1巻の最後に日帰り塔ノ岳の話があり、メディアファクトリーの今尾さんというエイター(関ジャニのファンをこう呼ぶ)が表尾根で関ジャニの話をしてテンションを上げるという箇所があって、「関ジャニ∞の知識がひととおり身についたところで山頂」というくだりがあるのだけど、今尾さんはエイターの中では有名なのかな。そして誰担なんだろう…。どうでもよい話だけど、そんな本を読んでいるので塔ノ岳はなんとなく関ジャニ∞と結びつきやすい。

さて、一気にだーっと下るとなだらかな道が続くようになる。ここのあたりは歩きやすいなー…などと言っていたらいきなり林道にぶつかった。なんだここは。ここがどうもポイントの牛首。ここから林道のコースと再び山道に入るコースと二手に分かれるが、ここはモチ山道で!と歩き出したらまさかの登り。あれ?下山してんじゃなかったけ?登らせるならあんなに下らせんなよ!!と疲れもあって若干キレ気味に上りきると、山の中の登山道に戻っている。道は比較的なだらか。下山は時間がかかるので少し巻きたいと思い、足早に歩く。一旦登ったせいかひざも笑うのをやめている。

  ▲ 恒例、歩き姿

高度を下げているのを感じながらさくさくと歩いていると、またいきなり林道にぶつかる。8から逆順にたどってきた「三ノ塔尾根」の看板も1。登山道はここでおしまい。おっと、なんかあっさり終わったな。

大倉まではもう少し歩く。途中0の看板も発見。いよいよ下界である。

すると!釣り橋が見えたああああああ!ただいま下界!ただいま大倉(忠義)!←たちょかんけいない。


 ▲ つり橋を超えれば大倉バス停。


大倉バス停には15:00くらいに着。トイレを済ませると、ちょうど渋沢行きのバスが来ていたので乗り込む。今日の登山おしまい。


渋沢駅から小田急線に乗り込んで3駅、鶴巻温泉へ。ここからは下山のお楽しみの始まりである。駅近くにある「弘法の里湯」に向かう。とにかくこの汗臭い身体をどうにかしたい!という思いで一杯であんまり覚えてないが、さっさと準備してさっさと入った気がする…(サチヨちゃん置いてった、ごめん)。しょっぱい温泉だったけど、さっぱり。そして待ちに待ったこれ!

  ▲ 下山Beeeeeeeeeeer!!!

無料休憩所の売店で下山ビール。生ビール!

バイブル『山登りはじめました』でもこの弘法の里湯が紹介されているんだけど、時間が遅かったせいか食事をする(下山ビールする)ところがなかったという記載があって、それで勝手にここでは飲食できないと思っていた。百聞は一見にしかずですな、売店もお蕎麦屋さんも併設。夕方に寄るならなんにもこまることはなかった。

登山&温泉&ビールでこれ以上ないくらいの至福のときを過ごし、小田急線に揺られて帰途。サチヨちゃんの体調に合わせた形でえらんだ「軽めのルート」だったけど、決して軽くはなかった。電車では爆睡。でもこういうのを重ねて、普段からのトレーニングも重ねて、山もステップアップしていきたいなあと前向きな気持ちでいられるから不思議。

さて次はどこへ行こうかな〜。とりあえずはこの脚の筋肉痛が治ってからだ。

<ヤマレコ>

評価:
鈴木ともこ
メディアファクトリー
¥ 1,155
(2009-06-17)
コメント:すごく身近な山ガール入門書…とはいってもエッセイまんがなので気楽に山のことを知ることができる。2巻屋久島編とともに結構バイブル。

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